本日3月11日で東日本大震災が発生してから10年となりました。
やっと10年、もう10年、まだ10年…皆様はどう感じられていますか?
年月が経ち、身の回りの災害対策は進みましたか?
ハザードマップの確認や備蓄の準備に気が向きがちですが、
命を守るためには身近にあるものの耐震化が非常に重要になってきます。
大きな家具などの固定は出来ていますか?頭上に振り落ちてくるものはありませんか?
対策が必要なのは家の中だけではありません。
身近に溢れているブロック塀。
古いコンクリートブロック塀は崩れ落ちたり、
一瞬のうちに倒れてくる可能性があります。
また、古いコンクリートブロック塀だけではなく、
建築基準法に則り、施工されていないブロック塀も危険度が高いです。
控え壁は正しいピッチで設置されていますか?
基準を超えて積まれてはいませんか?
ブロック塀は正しく施工されていれば命を守ってくれることもあります。
危険なブロック塀は解体撤去やフェンスへのやり替えなどが推奨されています。
しかし、場所によっては解体ややり替えができないところもあるかと思います。
弊社のブロック塀等耐震補強金具「FITパワー」は
今あるブロック塀を耐震補強し、地震の際に一瞬でブロック塀が倒れてくるのを
防ぐための金具です。
国立岐阜大学工学部指導のもと実証実験を実施し、その耐震性能を確かめ、
特許も取得している確かな製品です。
最小限の部材で大掛かりな工事は必要なく、短い工期で耐震補強をすることができるため、
狭小地や施設などでも設置しやすいのが特徴です。
また、耐震エクステリア製品として数寄屋門やFIT GATE、FIT WALLを製造しています。
機能美だけではなく、いつ発生するか分からない震災も見据え、
お客様方の命を守るお手伝いができる製品づくりをしています。
10年という節目に今一度、身の回りの震災対策を見直してください。
これで対策は万全!と思っていても見落としていることがあるかもしれません。
過去の教訓を生かして、「行動すること」こそが今私たちがすべきことではないでしょうか。